硬いチューブを、まあるく曲げる ~PFAチューブの曲げ加工~

こんにちは こみねぇ です。

今回は、化学系の研究室の強い味方
耐熱、耐薬品性に優れたフッ素樹脂≪PFAチューブ≫ の 曲げ加工 について紹介しますっ!!

PFAチューブは、「フッ素チューブ」などと 略して称されることもありますが、他のフッ素チューブと比較し
「半透明」の硬質のチューブです。

フッ素系のチューブには PTFEチューブや、フッ素ゴムチューブなどがあります。
これらは、見た目は異なっていますが、 「耐熱性、耐薬品性に優れている」という共通点があります。
ほとんどの化学薬品、溶剤に対して安定するため、薬品を扱う研究室では多く使われます。

チューブ内で液体の流れを確認したいときには、中が透けて見えるこの「PFAチューブ」が便利です!

実は、このPFAチューブ 「曲げて欲しい」というご依頼をいただくことがあるんです(*^_^*)
「チューブを曲げる依頼」と聞いて、何を思い浮かべますか??

「そもそもチューブって、曲がるし、、」と思いましたか?

ぐるぐる巻かれている写真をみると、 簡単に曲がりそうですが、実は、結構硬いんです。

↓このように、形状を維持させるためには、

≪チューブに熱を加えて冷ます≫ という工程が必要になるんです。

そのため
仕上がりの形状の土台=「型」を用意するところから加工が始まります。

オーブン内にセットします。

この赤枠内の「型」に沿ってPFAチューブをはめこみます。

下に敷いた白いシートの穴、気になりませんか?
この穴は、オーブン内の熱を伝えやすくするための穴なんです。

このオーブンで加熱し、冷却します。

完成!!

型から外しても、このとおり、形状を保っています。
この型は一度に「3個」加工できます。

この型は「この形状」でしか使えませんが
高温に耐えるべくPTFEの材料から切削加工で作られます。

少量だけ曲げたい部品がある場合は、1個ずつ型を削る必要があるんです。

何個も作りたいときは、製品のサイズ、オーブンの配置などを考慮し
適した型を作る必要があります。

こちらのカーブは緩やかです。

力まかせに、曲がりにくいPFAチューブを接続していた皆様!!
コネクタをつなげてセッティングに時間がかかっていた皆様!!

「曲げ加工」を利用して、スムーズな流路作りを。是非ご検討ください。

チラシも用意しました↓ ご活用ください
フッ素樹脂曲げ加工紹介チラシ.pdf(488KB)

PFAチューブの他、PPチューブや、硬質塩ビチューブなども、同様に曲げ加工が可能です。

硬質樹脂チューブを曲げて使いたいっ!! というご要望がありましたら、

 まで。 お待ちしてます!!