ゴムの材料づくり ~原料がゴムになるまで~

こんにちは こみねぇ です。

ゴムパッキンや、ゴム手袋ゴムバンドなどの、身近な生活備品や
各種機材の部品など、様々なところで使われている「ゴム製品」。

デスクにもありました。ゴム部品は、このようにペンのグリップなどにも使われますね。

ペンなどの量産品のゴム材料は、一般的に「型」を使って成形します。

ペンなどの「グリップ」や、機器の「脚」など、滑り止めや緩衝材として、
目に見える部品は もちろん、機器の内部にも、型を使って成形されたゴムの部材がよく使われています。

ゴムは、"ゴムの木"から採取されるラテックスを原料とした「天然ゴム」と、
石油・ナフサを原料とした「合成ゴム」があるのはご存知ですよね?

今回は、「合成ゴム」の材料の作り方を紹介します。
日ごろ特注品の製作でお世話になっているゴムメーカーさんにお話を伺いました。
金型の作成から、ゴム原料を調合してのゴム成形まで、一貫して製作しただけるプロ集団ですヽ(^∀^*)ノ

最近の傾向として「欧州RoHS2指令」に適合する材料での依頼が多いとか。

原料の「調合」が可能だと、こういった規制に対応できるので、非常に頼りになりますね(^^)
添加剤を加えて、原料を調合して、「硬度」を変えることもできるんです!!
同じ型を使って、硬い材料や軟らかい材料など、複数のパターンで試作することも。
シリコンに関しては、こんな↓カラーのものも作成できるんです。

カラフルです(^-^)

製造現場を見せていただきました!!

原料はこちら↓

この状態ではすぐに切れてしまいます。まだゴムとしては使えません。

パン生地作りみたいですね。手元の計量カップには、
生クリーム、、ではなく「加硫促進剤」が入っています。

「加硫」 。 カリュウと読みます。
⇒この言葉、ゴム作りに欠かせない言葉なんです。

ゴム系の原材料を「弾力を持たせるため」に硫黄などを加えることなんです。

熱を加えて加硫させることで、材料の分子同士の結合ができて弾力ができ、伸びるようになるんです。

やっぱり、パン作りみたいですっ(o^∇^o)!
捏ねて、こねて、グルテン膜ができるような。。

ミキシングロールで、ムラが無くなるよう、何度も何度も練ります。

加熱していないにも関わらず
摩擦熱で熱々になってます。60度以上になるそうです。
慣れた職人さんでないと扱えません!!

伸ばして 伸ばして 均一になるように

加硫させます 摩擦熱で「加硫」がすすみます

ゴムっぽくなってきました。

材料が完成 10mmの厚みの材料を用意し、「硬度」をチェック

試験用の規格「「ダンベル形状」のゴム材料をセット

上下に引っ張っていきます

さらに伸びて プチっと切れました。

赤丸の部分がゴムが切れたところ。

「加硫」をチェック
「比重」もチェック

ロット毎に、様々な試験を行い、データを保管するんです。

これにて、材料の完成です!!
何度もでてきた「加硫」という言葉ですが、ゴム原料を扱う現場では、とっても重要。

「加硫」が進みすぎないように、冷蔵庫で原料を保管したり、加硫しやすいように
熱がくわわるように捏ねたり、温度コントロールが必要なんです。

シリコンゴムや、フッ素ごむなど、製品によっては
オーブンを使って高温で、さらに加硫させて作る材料もあるんです。

どの工程も、パン作りと似ていて、驚きですっ!!

つづく