ゴムの成形 ~金型をつかってプレス~

こんにちは こみねぇ です。

今回は、ゴム製品の「プレス加工」について紹介します。

先月、↓こちらの記事でゴムの原料からゴムが出来るまでご紹介しました。
https://www.as-1.co.jp/spg-blog/2019/06/post-35.html
今回は、そのゴム材料を使って「成形」する工程を紹介します。

「樹脂」や「金属」のような、硬い材料であれば「ドリル」を使って
くぼみをつけたり、角を丸くしたりすることが比較的容易です。

しかし、「ゴム」の場合は、軟らかく,、摩擦が大きいため、ドリルを使った加工が難しいんです。

消しゴムを、彫刻刀で削って、「はんこ作り」したこと、ありますか??
グッと力を入れた時に滑りにくいですよね(゚ω゚)

凸凹も出来やすいです。どうしても、削ったところがガタガタになってしまいます。

くぼみをつけるような加工は、手作業はもちろん、「機械」でもなかなか難しいんです。

そのため、「金型」を使って成形するんです。
実は、皆さん実験で使っている身近なゴム製品は、金型を使って作っている製品が
多いんです。

(金型を使った製品例)
試験管には蓋をしよう・シリコンゴム栓!」

ホールピペットメスピペットのお供に・ゴムピペッター!」




それでは!ゴム成形の工場で、「成形」の工程を見せていただきましたので
製造現場をご紹介します~!!

まず、「金型」に材料のゴムをのせます。

角棒状にカットしたゴムが等間隔で並べられています。こんな感じで大丈夫!?って思ったら、
実は、この並べ方、製品によってベストな位置が決まっているんです!

試作を行い、綺麗に仕上げるための、ゴムの設置位置を見極めるんです。
その上で、製品ごとに「材料はココに置く」と、決めるんです。

熱プレス機を使ってプレスします。

「何秒プレスするか」も製品毎に決められています。


量産品は、職人さんの体にもプレス時間がインプットされているらしく、
慣れた手つきでプレス時間をカウントしながら、手際よく作業されてます!

量産品の場合は、試作を重ねて 「誰がプレスをしても同じ品質」に仕上がるように プレスの手順が決められています。

型から空気圧の力を使って剥がします。

熱々です。

さっきの棒状の材料が、金型の形状に合わせて、こんな形に!!!
これをカットして、バリを取り除けば、完成ですヽ(´∀`*)ノ 

このように、1点1点、目視で検査を行います。 ※別の部品の検査の様子です。
集中力が必要です。

最後に、品質検査室で、チェックします。

抜き取り品で「サイズ」や「比重」を確認します。

「加硫」も検査します。検査結果が、保管されるので安心ですね。

比較的少量の試作部品などの成形品を金型を使って製作が可能です。
硬度調整、色合わせ、導電率(電気抵抗率)の調整を行いオリジナル材料からの製作もできます!金属などの異素材部材との接着品も多いです。


ゴム部品をカスタマイズで作りたいっ
というご要望がございましたら

 まで。おまちしてます。