化学物質含有調査もおまかせください RoHS2.0も!

こんにちは  こみねぇ です

今回は「分析サービス」の紹介です。

アズワンでは様々な規制、法令、認証に対応する
「化学物質の受託分析調査」を行っているんです。


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RoHS(RoSH2)規制物質 含有分析サービス

今回は、分析サービスのなかから「RoHS」についてご紹介します。
 RoHS ⇒ 「ローズ」と読みます。
今年2019年7月22にRoHS指令の対象物質が追加されたこともあり
関係者の皆様にとっては、ホットな話題ですよね。

現在は 「RoHS2」指令となり、計10物質が対象となっているんです。

そもそもRoHS指令とは何か、簡単にご紹介します。
【RoHS】
The Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment   の略です、、、、長い(゚ロ゚;)
⇒ 電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限 です。

2006年7月1日に施行された欧州連合の「環境規制」です。

電気電子機器を廃棄する際、人体や、環境に有害な物資がで出る可能性がある製品の流通を制限するというもの。
作るとき、使うときのことだけでなく、廃棄するときの環境への影響も考えようという動きです。
地球の未来を考えると当然の流れですね。今後、こういった考え方が浸透し
EU以外にも、こういった規制が増えていくのは、想像に難くありません。

もともとは下記6種類の物質の電気・電子製品への使用が制限されていました。

【2006年7月1日施行 6物質】

1.鉛
2.水銀
3.カドミウム
4.六価クロム
5.ポリ臭化ビフェ二ール(PBB)
6.ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)

これらの6物質に、以下の4物質が2019年7月22に追加されました。

【2019年7月22日追加 4物質】

1.フタル酸ビス (2-エチルヘキシル)(DEHP)
2.フタル酸ブチルベンジル (BBP)
3.フタル酸ジブチル (DBP)
4.フタル酸ジイソブチル (DIBP)

カドミウムは100ppm、他は1,000ppmを超える量を含む製品はEU加盟国に輸出できません。
物質名だけでは、分かりづらいですが、これらの物質は、身近な製品に使われているものも多く、
取り除くのは容易ではありません。

以前、こちら↓で紹介したようなゴム製作にも、可塑剤としてフタル酸系の物質が使われることがあります。
https://www.as-1.co.jp/spg-blog/2019/06/post-35.html

素材メーカーでは、必要に応じて、対象材質を除くなどの対応が求められます。
電気・電子製品のメーカーでは、調達材料の管理の徹底が必要となります。

電気・電子製品のメーカーでは、調達材料の管理だけではなく、製品の「含有調査」も行い
規制物質が含まれていないと「証明」出来るよう、徹底した管理が求められるようになっています。

実は、複数の材質が、重なり合ったり、隣り合わせになっている場合、
含まれている原料の物質が「移る」ことがあるんです!
 ※フタル酸は移行性を有しています
  (接触により他の材質に移動する性質をもっている)

原料にフタル酸が入っていないはずなのに、製品からフタル酸が検出されるということがあるんです。

完成品に対象物質が含まれていないことをきっちり証明するたに必要なのが「化学物質含有調査」なのです。

実際に分析を行うときには、お預かりした部品の前処理を行います。
(お客様にて分解したものをお預かりすることも可能です)


【試料前処理】  試料形態や各種法令に基づき最適な前処理を行います。

元試料 

  ↓
 分解

  ↓
 粉砕、裁断

  ↓
 素材ごとに均一化


このように適切に分けて分析を行うことで、規制を上回る値が検出されたときの「原因」をスムーズに特定することができます。

【分析測定】 さまざまな分析装置を用いてご要望のデータを出します。

GC-MS


チャンバー

ICP-MS

燃焼IC

 ↓

【結果提出】 お客様に調査結果を報告いたします。

AXEL検索サイトでも「ROHS対応」と絞り込むと、電子機器部材などが沢山でてきます。
グローバル展開している電気・電子製品メーカーでは、このように「RoHS対応」として販売することが一般的になってきています。

規制されていない日本国内で使用する場合でも、RoHS2対応品を選択することで
環境を考えた行動をとることができますね。