るつぼへの名入れ ~番号をいれて管理ラクラク~

こんにちは こみねぇ です。

今回は「るつぼ」の名入れについて紹介します。

るつぼ(坩堝)とは・・・耐熱性に優れた湯飲み型の容器です。様々な材質、様々サイズ、形状のものがあります。
材料の分析や、熱による反応を観察する実験、また材料を溶かしたり、合成する際にも使用されます。

様々なパターンで、比較実験をすることも多いので「1、2、3・・・」とか 「A、B、C・・・」というように
容器に識別用の文字があると、間違えにくくなり、作業性がUPするんです!!

「石英るつぼへの番号入れ」を紹介します。

アズワンの2019カタログに、このように、「肉盛り加工が可能です」と紹介しているのですが、
その「肉盛加工」が、こちら↓です。

味のある数字ですね!!

「肉盛」とは、同じ素材の石英のムク棒をバーナーの火で溶かしながら、器具に文字を書くように付ける加工方法です。

1点1点、職人さんが手で加工するんです!
そのため、完全オリジナルの、味のある文字で仕上がるんです。

細いムク棒を使用するため、火のあたり方が強いと、ダレてしまい文字が書きづらくなります。
火のあたり方が弱くても、思うように曲線が描けなくります。


器側も、火のあたり具合を、うまくコントロールしないと、文字が描けなくなってしまいます!
手元で、棒と器の溶け具合を微調整する、という非常に繊細な作業なんです。

しかも、石英が溶ける温度は1000度以上!!

とても、手元で作業できる気がしませんっ(゚ロ゚;)
数字やアルファベットを書くなんて、まさに熟練の技!!
「小さい文字で描いて欲しい」とか、「ゴシック体で」などといった
細かい希望には、お応えできないです<(_ _)>

こちらの長い棒が、材料となるムクの石英棒です。

側面に描いた文字を、焼付けている様子です↓ ※こちらは石英ビーカーです。

見るからに熱そうですね。

1~5まで並べてみました。

1点1点職人技で番号を入れた石英るつぼで、実験を少し便利にしませんか?

ご希望の条件によっては、肉盛ではなく、レーザーで加工する場合もあります。
※材質(純度)や、形状、名入れ位置によっても加工の可否が変わります。
また、数量によっても条件が異なりますので、都度ご相談ください。

石英以外のるつぼへの名入れも可能です。


アズワン取扱いの「るつぼ」のから様々な材質のるつぼを紹介します。
中に入れる試料や、加熱する温度、熱伝導、使用量、扱い方、価格などを考慮し、るつぼを選定してくださいね。

≪磁性≫ 安価で導入しやすいです。
      

≪石英ガラス≫ 不純物が少ないです。

≪セラミックス (アルミナ)≫耐熱に優れ、工業用にも使われます。

≪炭化ケイ素≫ 耐熱衝撃性・耐酸化性に優れています。 

≪ニッケル≫ 割れる心配がありません。

≪PTFE≫ 樹脂の中では耐熱温度が高いです。
 

≪白金≫ るつぼの王様! 高価!不純物の心配もナシ! 
 

ほかにもイロイロなるつぼがあります!!

このるつぼに、番号を入れたい!というご要望があれば、是非お問合せください。
※製品によって名入れ方法、条件が異なります。

 まで。おまちしてます!