トップメッセージ

  • 代表取締役社長 井内 卓嗣

大地に根を張り、大空に枝葉を広げる大樹のように、
着実に成長を続けます。

アズワンのポテンシャルを発揮しつつ
従来の枠組みにとらわれないチャレンジを。

当社では2015年、「成長への再加速」をキーワードに2020年3月売上高700億円を目指す5カ年の中期経営計画「Project-NANA-」を策定しました。始動より2年が経過した今、その手応えはより確かなものとなっています。掲げてきた3本の成長の柱のうち「eコマース」は、商品検索システム「AXEL」で140万点を上回る品揃えが進み、順調に推移しています。今後はさらにマーケットインに注力し、ワンストップで便利に使っていただけるサイトをつきつめていく所存です。「海外事業」に関しては、新たな拠点を増やし、面としてのグローバル展開を加速することが重要と考えます。1億元を達成した中国に加え、今年1月には米国現地法人が営業を開始。試薬ビジネスを中心にITを含む最先端のベンチャーにアンテナを張り、日本に新しいトレンドを紹介していく所存です。「新規商材」では、今年度、新たにサービス営業部を新設し、より多様なサービスに力を入れてまいります。また、今後の超高齢社会を見据え体制を整えた介護事業の伸びにも期待しています。このほかライセンスが必要となる医療機器にも専門領域を拡げるなど、コアとなる事業からその周辺へとマーケットを拡大していきます。

当社の原点は、研究、医療領域と関わる事業を通して、世の中をよくしていきたいという思いです。今後は、より社会的意義のある活動にもバランスよく取り組んでいきたいと考えています。国内約10,000拠点の販売店と約2,800社の仕入先を擁する卸売業、いわば物流のハブとしての機能をさらに高めていくことに加え、今後は人と人をつなぐハブ、情報と情報をつなぐハブ機能を有効に活用していくことで、100万のユーザーとつながる環境を社会貢献にも役立てていく所存です。

研究の現場では、素晴らしい研究にもかかわらず、人、モノ、経済力、ネットワークのうちいずれかが欠けるために埋もれているものがたくさんあります。そんなパーツを、私たちが連携の中心となって包括的にサポートすることが可能だと考えています。目指すは、科学技術を支える理化学機器の総合商社。そのためには、信頼に応えることのできる魅力的な人づくりが欠かせません。当社が掲げる「商品の品質」、「経営の品質」そして、「社員の品格」の3つのクオリティーを徹底し、真に頼りにしていただけるよう成功事例を積み上げてまいりたいと思っています。

3つのクオリティー(品質)

商品の品質

アイデアとアイデアをつなげ、新しいものを生み出すハブ的な役割を果たすことで、市場のニーズに合った商品を提供していきます。

経営の品質

高い倫理観に裏打ちされた高いパフォーマンスを実現する攻めと守りのバランスのとれた経営で、社会の発展に尽くします。

社員の品格

社員一人ひとりが人を引き付ける魅力を持ち、情報が集まってくるような人材を目指すために自由闊達な社内風土づくりに取り組んでいます。

来たるべき時代をリードするイノベーション。

また、人工知能が人間の能力を超えていく時代も近いといわれる今、ビジネスモデルもよりスピーディーな変革が求められています。IT、AI、IoT、ロボット等をキーワードに、今後大きな伸長が予測される研究開発分野へのアプローチも当社の課題です。市場の拡充に努めると同時に、私たち自身もいち早くこれらを活用していくべきだと考えます。やがて仕事の5割はAIに置き換わるといわれる状況のなか、当社も率先して業務を5割削減し、その分新しいビジネスの創出やお客さまへの対応の時間にあてていく所存です。労働環境を含めた抜本的な改革を実践していくことで、取引先の皆様および社員の満足感を追求し、全体をよいスパイラルにする「働き方革命」を起こすつもりです。

  • 〈Project -NANA-〉2020年3月期の目指す姿

企業価値のさらなる向上で
関わるすべての人を幸せにできる企業に。

2017年3月期における連結会計年度の連結売上高は559億47百万円(前年比4.4%増)、親会社株主に帰属する純利益(以下、純利益)は42億12百万円(同8.6%増)となり、連結売上高は6年連続、純利益は5年連続で過去最高を更新しました。

「Project-NANA-」開始後の2年間の成果としてはeコマース事業が50%成長し、62億円に達したことです。海外事業における中国事業については、為替の影響もあるものの、13%増収となりました。新規商材については、オリジナル医療機器や生産現場向けMRO品、試薬などいくつか芽吹き始めたものも出てきました。

こうした2年間の結果を踏まえ、2020年の目標達成をより確実にするために海外事業を中国以外にも拡大するなど、計画の枠組みを-NANA2.0-に再構築しました。「Project-NANA-」のその先も見据え、今後ともステークホルダーの皆様に「アズワンとつきあってよかった」と思っていただけるプラスの循環を目指します。引き続き、変わらぬご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。

  • 2年間の成果 -NANA2.0-